海外ペロブスカイト太陽電池メーカー一覧
LONGi・Oxford PV・Saule Technologiesほか

中国メーカー

LONGi Green Energy(隆基緑能)

世界最大のシリコン太陽電池メーカーがペロブスカイトに参入

LONGiはペロブスカイト/シリコンタンデムで33.9%を達成し、世界記録を樹立(2024年)。シリコン製造の巨大インフラを活かしたタンデム型量産を狙っています。

  • 本社:中国・西安
  • タイプ:ペロブスカイト/シリコンタンデム
  • 記録:タンデム型認定効率33.9%(2024年)
  • 戦略:既存シリコン製造ラインへのペロブスカイト統合。2028年前後に量産開始を目指す

Microquanta Semiconductor(杭州纤纳光电)

  • 本社:中国・杭州
  • タイプ:ガラス基板型モジュール
  • 特徴:中国で最も早期に商業規模のペロブスカイトモジュール生産を開始したスタートアップ
  • 生産能力:数MWクラスのパイロットライン稼働中

欧州メーカー・スタートアップ

Oxford PV(英国)

  • 本社:英国・オックスフォード(製造はドイツ・ブランデンブルク)
  • タイプ:ペロブスカイト/シリコンタンデム
  • 特徴:オックスフォード大学発スピンオフ。タンデム型の商業化で世界最先端を走るスタートアップ
  • 生産能力:ドイツ工場で100MW規模のパイロット生産ライン稼働(2024年)
  • 目標:住宅用・産業用タンデムモジュールの商業展開

Saule Technologies(ポーランド)

世界初のペロブスカイト太陽電池の商業建物への設置(2021年)

  • 本社:ポーランド・ワルシャワ
  • タイプ:ガラス基板型・BIPV向け
  • 特徴:2021年にビルの外壁への設置を世界初実現。インクジェット印刷製造を採用
  • 製品:建材一体型パネル(効率15〜17%)
  • 設立:2014年(ワルシャワ大学発スピンオフ)

Heliatek(ドイツ)

  • 本社:ドイツ・ドレスデン
  • タイプ:有機薄膜(OPV)メインだが、ペロブスカイトも開発中
  • 特徴:建材一体型の商業製品(HeliaFilm)で先行。フレキシブル太陽電池の実績あり

米国スタートアップ

Swift Solar(米国)

  • 本社:米国・カリフォルニア
  • タイプ:軽量・フレキシブル型
  • 特徴:MIT・スタンフォード等出身の研究者が設立。航空・宇宙・BIPV向けの超軽量モジュールを開発
  • 投資家:Google Ventures等から資金調達

Saule Solar(米国)

  • タイプ:ペロブスカイト/シリコンタンデム
  • 特徴:IRA(インフレ削減法)の国内製造優遇を活かした米国内製造を目指す

韓国メーカー

韓国では政府主導の「K-sunriseプログラム」でペロブスカイト太陽電池研究が支援されています。LGエネルギーソリューション・SKイノベーションなど大手財閥グループが参入を検討しており、2030年代の本格参入が予想されます。

世界主要プレイヤーの比較まとめ

企業タイプ商業化段階強み
LONGi🇨🇳タンデム量産準備中世界最大のSiライン・記録効率33.9%
Oxford PV🇬🇧タンデムパイロット生産中大学発・技術力・欧州製造拠点
Saule Technologies🇵🇱BIPV商業販売中世界初商業設置・インクジェット製法
Swift Solar🇺🇸軽量フレキシブル試作段階研究機関出身・IRA恩恵
Microquanta🇨🇳モジュールパイロット生産中中国市場・低コスト製造

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